9月30日(土)、横浜華僑総会はローズホテル横浜2階「ザ・グランドローズボールルーム」にて建国74周年の国慶節を祝う慶祝レセプションを催した。
神奈川県の小板橋聡士副知事は、開港以来多くの中国人がこの地に降り立ち、今日の中華街が形作られ、神奈川を代表する一大観光地になったことや、県内には約7万人の中国人が暮らし、約5,000人の中国からの留学生が勉学に励んでいることが紹介され、中国はとても身近な存在であると述べた。
また、1983年に神奈川県と遼寧省が友好提携し今年が40周年の節目の記念すべき年で、年末に向け両県省で交流活動が計画されていることが紹介された。
続いて横浜市の城博俊副市長は、山中竹春市長のメッセージを代読し、その中で、横浜市と上海市が今年友好都市提携50周年を迎え、先頃横浜市役所の一階アトリウムにて「上海ウィーク」と題するイベントが行われ、多くの市民に身近に中国を感じてもらえることができたと語った。
そして、横浜中華学校校友会国術団による4頭の獅子が、銅鑼や太鼓のリズムに乗せて入場し、華麗で勇壮な舞いを繰り広げはじめると場内のボルテージは上がり熱気に包まれた。
続いて、横浜中山郷友会の繆雪峰会長が乾杯の音頭を取り、来場者とともに祝杯を挙げ、会食が始まった。
祝宴中の余興では横浜中華学校校友会国術団舞踊組による中国舞踊が披露された。
最後に横浜華僑総会譚優矢副会長が閉会の辞を述べ、レセプションはお開きとなった。
この日、呉江浩大使一行はレセプションに参加された機会をとらえ、横浜華僑総会曾德深顧問、張岩松理事などの案内で中華街を視察した。中華街の多くの店舗の軒先には国慶節を祝う五星紅旗が掲げられ、中華街は週末と国慶節が重なり多くの観光客で賑わいを見せていた。
中国大使が来街したことに気づいたある売店の中国人店員は、声高に「中華人民共和国万歳!」と喜びの気持ちを表すと、周囲からは大きな拍手と歓声が沸き起こり、呉大使は親しくにこやかに微笑み、手を振り応じていた。
大家好!
皆さん、こんにちは!
国慶節を翌日に控えた9月30日、横浜華僑総会は、中華人民共和国成立74周年、中日国交正常化51周年、中日平和友好条約締結45周年、そして上海横浜友好都市提携45周年を記念した盛大な慶祝宴会を催しました。
これには呉江浩駐日特命全権大使を筆頭に、神奈川県・横浜市の関係者をはじめ多くのご来賓をお迎えし、僑胞とともに熱烈に74回目の国慶節を祝いました。
そして迎えた10月1日国慶節当日、横浜華僑総会は横浜中華街にて1,000人規模の盛大な慶祝パレードを挙行し、わが祖国、中華人民共和国の74回目の国慶節を熱烈に慶祝しました。これには中国大使館から楊宇公使をはじめ多くの大使館の皆さまのご参加を賜り、横浜僑胞とともにパレードを盛りあげて頂きました。
当日は秋晴れの好天に恵まれ、日曜日とも重なり、パレードの沿道からはたくさんの観客から大きなご声援を送って頂きました。
国慶節を振り返れば、74年前の1949年10月1日、北京時間午後三時、北京の天安門にて中華人民共和国の「開国大典」が行われ、毛沢東主席が天安門の楼上から全世界に向け「中華人民共和国中央人民政府」の成立を高らかに宣言した時にさかのぼることができます。そして、建国1周年の1950年10月1日が「国慶節」と定められ、以来毎年の10月1日の国慶節をお祝いするようになりました。
建国以来74年の間には、わが祖国は時に困難な時期を経ながらも、全中国人民のたゆまぬ努力の結果、2010年代に中国は世界第2位の経済大国にまで成長しました。
そして、今年は中国が2013年に「一帯一路」の広域経済圏構想が提唱されてから10周年を迎えました。
この10年で中国は「一帯一路」の沿線各国と経済的な結びつきを強め、大きな成果を上げています。
昨年、中国と日本は国交正常化50周年を迎えました。そして、今年は中日平和友好条約の締結から45周年の記念すべき年です。
9月23日、第19回アジア競技大会が浙江省杭州市で開幕し、中国と日本を含むアジア各国・各地域のアスリートたちが競技に参加し、しのぎを削りました。そして、杭州大会は閉幕し大会旗は次の開催地である名古屋市へと引き継がれ、アジアのスポーツの祭典のバトンが中国から日本に渡りました。
ご存じのとおり、名古屋は「ピンポン外交」ゆかりの地、スポーツを通じて国と国どうしが理解を深めるきっかけが生まれたことは皆さまの記憶にある通りです。
先に述べた通り、今年は我々の地元である横浜市と上海市が友好都市提携を結んで50周年の節目の年にもあたります。これを記念し、おとといの28日まで、横浜市役所一階アトリウムで「上海ウィークAt Yokohama City Hall」と題したイベントが開催されました。五日間の会期中、多くの来場者を迎え、大盛況のうちに幕を下ろしました。
このイベントでは、多くのパフォーマンスが繰り広げられたほか、両市の交流を振り返る写真やパネルの展示を通して両市の友好交流の足跡をたどることができました。
中国と日本は引っ越しのできない隣人同士です。様々なレベルでの交流を深め理解を増進し、真の善隣友好関係を維持発展させていくことがとても重要になると思います。
横浜華僑総会は県下在住の華僑華人の中心的な団体として、今までも、そしてこれからも中日友好の旗印を掲げ、民間レベルの草の根の友好を推進して参ります。
実りの秋を迎えましたが、結びにあたり皆さまのご健勝とご多幸をこころより祈念いたします。
ありがとうございました。
謝謝大家!
10月1日(日)、国慶節を迎えた横浜中華街は街中に五星紅旗がはためいていた。
10月1日、国慶節と日曜日と重なったこの日、横浜中華街は大勢の観光客でにぎわいを見せていた。
横浜華僑総会が主催する国慶節行事の「獅子舞採青」が同日午後4時から行われた。横浜中華学校校友会国術団(田中義大団長)のメンバーを中心に、山手中華学校の中学部の生徒らも加わり、5頭の獅子が、中華街の5地点から同時に「採青」をスタートさせた。また、例年中華学校の教師、家長会、熊猫幼稚園の教諭などが交通整理ほかに参加しているが、今年の春節で人混みが多すぎたために採青が中止になったことを踏まえ、中華学校校友生に改めて参加を求め、その他にも昼のパレードに参加した新華僑の団体から約20人が応援に駆け付け各隊に加わってくれた。
獅子が各店舗を廻り、店頭の軒先などにくくられた紅包をくわえ、商売繁盛を祈る勇壮な舞いを繰り広げた。
店によっては二階の高いところから紅包がつるされ、獅子頭の演者が獅子の尾を担当する演者の両肩の上に両脚を乗せ、バランスを取りながらその高い位置の紅包を見事にとらえると、周りの観客からは歓声が上がり、惜しみのない拍手が送られた。
また、料理店に獅子がやってくると、店内に居合わせた食事客は驚きと喜びを隠し切れない様子で、中華の美食を味わいながら中国の伝統文化を堪能した。
この日、横浜スタジアムではプロ野球の公式戦が行われていたが、野球観戦ののち、たまたま中華街を訪れたある来街者は、にぎやかな爆竹と太鼓や銅鑼の音に乗せ舞い踊る中国の獅子舞を見て感動し、来年の10月1日も友人を誘って中華街へ来ると語っていた。
午後7時半過ぎ、それぞれの獅子隊は順次山下町公園に帰着し、5頭の獅子によるフィナーレ群舞を披露した。
午後8時、5チームすべての演者は山下町公園内のあずまや「會芳亭」前に集結し、記念撮影をしたのち、張岩松校長の掛け声のもと「中日友好万歳!」、「中華人民共和国万歳!」を唱和した。「採青」の終了とともに、今年の国慶節の行事は後日開催されるゴルフ大会を残し、無事に成功した。
10月25日(水)太平洋ゴルフクラブ市原コースで毎年恒例のゴルフ大会が開催された、今回は中華街王府井(矢崎堅氏)の定例ゴルフ会と合同開催となり総勢12組46名で開催され、新ペリア方式で行われた。
当日はゴルフハイシーズンの為か朝から渋滞が発生し、集合時間に半数以下の到着というハプニングにあいながら開会の挨拶となった。
幸いスタートには全員が間に合い予定通りラウンドする事が出来た、秋晴れの気持ちが良い天気の中各々が日頃の成果を披露した。
今回も沢山の賞が用意され参加者全員が懇親会で表彰された、本会会員並びに会友が国慶節を祝い楽しいひと時を過ごした。
9月28日(木)、呉江浩駐日大使と丁玥夫人は東京のホテルニューオータニで中華人民共和国成立74周年・中日平和友好条約締結45周年を祝うレセプションを開催した。
日本の政財界の代表、文化界、友好団体、地方政府、メディア・シンクタンクの著名人、各国の駐日使節および在日華僑・華人、中国資本企業、留学生の代表ら1400人余りが出席した。
横浜華僑総会から謝成發会長はじめ各副会長らが招かれ出席し、ともに国慶節を祝った。
会場では、中国式現代化に関する写真を展示するスペースが設置され、人類運命共同体のコンセプトを訴求する新時代の中国の発展の成果を全方位に展示し、多くの来賓が足を止めて見入っていた。
9月23日(土)、東京華僑総会(陳隆進会長)は中華人民共和国成立74周年を祝う国慶祝賀会を東京華僑会館で開催した。
当日は呉江浩中華人民共和国駐日本国特命全権大使、中国駐日本大使館陳巍公使参事官兼総領事にご臨席いただいたのをはじめ、領事部の趙鋼参事官、趙明参事官、王宝鋒一等書記官兼領事、日本国衆議院の海江田万里副議長、全日本華僑華人社団連合会の賀乃和理事長ほか、各地華僑総会の会長・役員、東華教育文化交流財団の奨学生、日本在住の華僑華人や友好人士らが招かれ、来賓・僑胞併せて200余名が出席した。
横浜華僑総会から謝成發会長、楊文惠、陳宜華副会長、朱銘江副会長、李悦事務局長代理などが参加し、ともに国慶節を祝った。
9月24日(日)から28日(木)まで、横浜市役所1階アトリウムにおいて、横浜上海友好 委員会主催の市民向けイベント「上海ウィークAt Yokohama City Hall」が開催された。
今年は横浜市と上海市との「友好都市提携50周年」の記念すべき年、このイベントでは物販、展示、アトラクションなどを通じて横浜と上海の友好交流の取組を広く市民に紹介した。
初日の開会式には本会の謝成發会長も出席し、横浜華僑総会を代表し祝辞を述べた。また、オープニングのアトラクションでは横浜中華学校校友会国術団による二頭の獅子舞が繰り出し、来場者の喝采を浴びた。