横浜華僑総会は7月13日に開催される第16届会員代表大会に向け、5月30日(火)に中華街の桂宮で僑団懇親会を開催した。
これには日頃から横浜華僑総会を支えてくれる京浜地区の僑団代表と本会正副会長、正副議長、常務理事など約50名が一堂に会した。
譚優矢副会長が司会・進行をつとめ、謝成發会長が主催者を代表し歓迎のあいさつをし、会員代表大会の開催に向け、各僑団の協力を求めた。
続いて第16届会員代表大会について、会員代表選挙委員会の繆雪峰委員長が大会開催に向けての一連の流れを説明し、合わせて理監事選挙管理委員会委員長陳聖芳氏が紹介された。
会食開始に先立ち、乾杯の発声は横浜華僑婦女会李香玳会長がつとめ、去る5月13日開催された「横浜華僑婦女会成立70周年記念祝賀会」に際し、皆さまからいただいた多大な協力に感謝の意を述べた。
懇親会の終盤、横浜華僑総会事務局より現在総会がお手伝いしているパスポートの申請、中国ビザの申請代行、探親に必要な書類の作成などの業務について紹介した。また、時期により業務が集中することがあるので、各種手続きにお越しになる際はなるべく事前にお電話などで問い合わせて欲しいとの要望が示された。
また、5月7日から北京で開催された「全球華僑華人僑団聯誼大会」に参加した陳宜華副会長が大会の模様を紹介し、習近平総書記に謁見した栄誉を述べた。
最後に陳副会長が閉会のあいさつをし、この日の懇親会はお開きとなった。
5月9日、呉江浩駐日特命全権大使は丁玥夫人と共に、東京のホテルニューオータニにて着任レセプションを催した。これには日本の福田康夫元首相、鳩山由紀夫元首相、西村明宏環境大臣、山口那津男公明党党首、福島瑞穂社民党党首、遠藤利明自民党総務会長、岡田克也民主党幹事長など政府高官、浜博行参議院副議長等60余の日本の国会議員、経済界、文化界、友好団体、地方自治体の代表、各国の駐日使節、在日華僑華人の代表、中国系企業、留学生代表ら約1000人に出席した。
横浜華僑総会からは余凱、楊文惠、朱銘江、譚優矢の各副会長が参加したほか、横浜からは横浜山手中華学園曾德深理事長(本会顧問)、横浜山手中華学校張岩松校長(本会常務理事)、横浜華僑婦女会李香玳会長(本会理事)なども参加した。
呉大使はあいさつの中でかつてないほど密接になっている中日間の利益のつながりについて、近年中国は目覚ましい発展の成果を挙げ続け、日本は安定した経済・社会発展を維持しているとし、両国の互恵協力は絶えず拡大し、経済の融合が深化しつつあると述べた。そして、具体的な数字を挙げ「中日間の貿易額は過去最高の3700億ドルを記録し、訪日中国人観光客は1000万人という大規模に達した」ことを紹介した。
また、呉大使は「私は新しい駐日中国大使として、両国指導者の重要な合意の実行、両国関係の維持・発展のために全力を尽くす所存で、日本の各界のご友人からも一層のご支援を賜りたいと存じます。双方がお互い歩み寄って、手を取り合い努力して、新しい時代において中日関係のより良い将来を切り開いていくことを、心より願っております!」と語った。
一般社団法人横浜華僑婦女会は去る5月13日(土)正午よりローズホテル横浜にて70周年記念祝賀会を開催した。
当日は来賓60名、会員51名のご参加をいただき、厳粛の中にも和やかな空気の流れる祝賀会となった。
中華人民共和国駐日本大使館総領事の陳巍先生、横浜華僑総会謝成發会長、横浜山手中華学園曽德深理事長よりご祝辞を賜り、また、呉江浩大使夫人.丁玥女士よりのメッセージも頂戴し、会場は喜びに包まれた。
李香玳会長は挨拶の中で、70周年の記念事業として計画した①女性による手作り餃子コンテスト、②70周年記念誌発刊、③保存写真のデジタル化。「70年史スライド作成」。④料理本の発刊。⑤祝賀会の開催。⑥記念事業のための財政活動の6項目全てが皆さまのご協力により実現されたこと、この記念事業を通して婦女会の活動が次世代へと継承され、今後は後輩たちが第一線で活動をしていくことが可能になったと伝えた。
その後横浜山手中華学校校友会国術団により祝いの獅子舞が行われ、会場は一気に祝賀ムードに。会員たちの孫、教え子たちの精彩な獅子舞に参加者からたくさんの紅包が届けらた。会の終盤には「婦女会の歴史のスライドと「会館利用者の紹介」が上映され、一同で「大海啊故郷」を大合唱し閉会となった。
尚、料理本は6月に発刊予定。「婦女会70周年記念誌」は1冊3,000円でお分けしています。ご希望の方は婦女会まで。
(婦女会)
承蒙诸位的培育与支持,应大使馆的邀请,有幸与全华联的几位同仁参加了全球华侨华人侨团联谊大会。以下为七天活动的自身感受,谨与诸位分享。
今回取り上げる「内巻」はちょっとネガティブな単語で、近年の社会現象を表す言葉として定着しました。
まず、その使い方の例文としては「内卷时代,我们要做事变得择手段(競争の時代において、私たちは手段を選んではいられません)とか、「近年来内卷化的现象趋于严重(近年、不毛な競争化現象はより深刻になる傾向です)」のように使われます。意味としては、「内向きな争い」や「不必要な競争」を表現しています。
「内卷」という言葉が誕生した背景としては、競争が年々激化している社会環境において、学校や職場などで、過度な競争が繰り返されて競争が激しくなるものの誰も勝者になれない、というネガティブな考え方から生まれた単語とされます。
この「内巻」、あるいは「内巻化」は、もともと米国の人類学者ゲルツがなぜ農耕社会が長期的に大きな突破がなかったのかを説明するための用語として使った「Involution(複雑、混乱、複雑なもの、もつれ、巻き込むこと、内巻き)」の訳語として誕生したとされます。
その後、意味は一般化され、2020年下半期、中国の高校で「内巻」が流行しはじめ、学生たちはそれを使って非合理的な内部競争を指すようになりました。
例えば、先生が論文5千文字を要求したところ、多くの学生が「優をもらうために、1万文字、さらにもっと多くの文字を駆使し論文を書いたりました。誰もが要求以上に任務を達成しましたが、結局「優をもらう比率は変わらなかったという具合です。
今では「内巻」は学生たちの間で使われるだけではなく、さまざまな業界内でも非合理的な競争を示す場面で「内巻」という言葉を使うようになっています。
皆さんの周りでも不条理な「内巻」はありませんか?
横浜山手中華学校では、連帯感や助け合いの精神、他人を思いやり協力する共同体意識とチームワーク、頭脳と手を使う能力、そして課外活動の充実を生徒たちにつちかうため、2023年4月19日から26日まで、恒例の春のキャッンプを開催した。
本校の全生徒は、中学部、小学5、6年、小学3、4年、小学1、2年の4つのグループに分かれて参加した。
中学部の3学級の生徒全員が2泊3日の日程で神奈川県立立川交流村に行った。鳳凰山や高取山への登山、カヌーやろうけつ染めの体験、自分たちで作ったカレーライス、キャンプファイアでのパフォーマンス、そして登山や作業の中で生徒同士の連帯感や絆の大切さを学んだ。
小学5、6年生は君津亀山青少年の家で開催された。3日間、生徒たちはグラススケート、キャンプファイヤー、焼きそば作り、手芸、プチハイキングなどのアクティビティに取り組んだ。
今回の行事のハイライトは待ちに待ったキャンプファイヤーで、各クラスとも、この日のために長い間準備をして本番を迎えた。 暗闇の中、いよいよ積み上げられた薪に火がつくと、誰もが息をのみ、炎が絶えず踊り、弾む様子に興奮した。音楽が流れる中、みんなの感情が高まり、みんなの顔に喜びが書き込まれ、学生同士の温かな友情がみんなの心を照らした。 用意された各クラスの素晴らしいパフォーマンスで、夜全体が喜びの海に包まれた。
小学3、4年生の行き先は、八景島水族館と横浜市野島青少年研修センター。
初日の朝、一行は八景島水族館へ見学に行き、海の中のさまざまな水生動物に間近で接し、自然科学について多くのことを学んだ。昼食後、一行は野島青少年研修センターへ向かい、自然探検に出かけた。
探検の後は、入所式が行われ、スタッフからキャンプの設備や必要なものについて説明を受けました。 夕食は食堂で、みんなでカレーライスを作った。先生の指導のもと、みんなで協力して、野菜を洗い、肉を切り、炒め、カレーライスの香りが漂い、みんなで一緒に自分の手で作ったカレーライスを味わった。「今まで食べたカレーライスの中で一番おいしい!」と、その嬉しそうな表情がみんなに伝わった。
小学1、2年生は横浜金沢動物園の見学、カレー作り、そして学校の体育館で交通安全や誘拐防止などの安全講話を聴くという内容で行われた。生徒たちが動物の特徴を認識しできるように、また、自立した行動力を鍛えるために、先生たちはグループ課題を入念に考えた。昼食後は、金沢動物園の「こどもの広場」で自由時間を設け、自然との「ふれあい」を体験した。
5月27日(土)、横浜山手中華学校は北方小学校の運動場を借りて運動会を開催した。コロナ禍により、過去数年は変則開催を余儀なくされていたが、今年から従前の規模で開くことができた。
当日は本会から謝成發会長が招かれ、来賓として参加した。
好天に恵まれたこの日、全校生徒と教職員、家長らは万全の感染対策をとり、臨んだ。
午前九時、生徒らが入場し開会式が行われた。生徒らが参加する各種目は午前と午後に分かれたほか、綱引きなど来賓、家長、校友生がエントリーできるものもあった。
当日の成績は、紅組が682点を獲得し、白組の655点に27点差をつけて、紅組が総合優勝を果たした。
運動会の模様はYouTubeで生配信された。
横浜商工会議所 国際仮装行列実行委員会が5月3日(水)に主催した横浜開港記念みなと祭《第71回ザよこはまパレード(国際仮装行列)》の「スーパーパレード」に横浜中華学校校友会国術団の団員を中心に構成された横浜華僑総会隊(厳東洪団長)が参加した。
午前11時すぎに33番目に山下公園を出発した儀仗隊、獅子舞、龍舞、舞踊隊は、赤レンガ倉庫から馬車道商店街、伊勢佐木モールをめぐる全長3.4㎞のコースを進んだ。
横浜開港200周年に向けて、新たな賑わいを創出し、さらに発展させる開港記念イベントハマフェス。
5月27日(土)国術団舞踊組が山下町公園から中華街を一巡するハマフェス164パレードに出演。
陳葉秀薇女士(中華学校27届生陳肇文、25届生陳彗綺、36届生陳彗玲ご尊母)が5月30日に永眠されました。享年90歳。