2月10日(金)18時、横浜華僑総会(謝成發会長)は、横浜山手中華学校6階体育館にて「2023新春聯歓会」を開催した。
コロナ禍により三年ぶりの開催となった「新春聯歓会」であるが、感染拡大防止の見地から、参加者を過去三年に古稀を迎えられた方と新成人に絞り、宴会形式でなく、学校の体育館のステージとフロアを使って演芸の出し物を鑑賞してもらう形で、古稀と成人を祝う初のイベントとなった。
この日の「新春聯歓会」に招かれたのは、主に中華学校の15届~19届と66届~69届の卒業生で、聯歓会の運営を担当した総会の理事とサポートをしてくれた学校の老師たちを含め総勢約150名が一堂に会した。
午後6時、司会を務めた譚優矢副会長が開会を告げ「2023新春聯歓会」は幕を開けた。
冒頭、謝成發会長が華僑総会を代表してあいさつし、今回三年ぶりにこのような形式で新春聯歓会が開催されたことについて説明、あわせて古稀を迎えられた諸先輩方と新成人の皆さんの来場を歓迎した。
続いて、正面舞台では横浜華僑の歴史を紹介する動画と、1月21日にこの日と同じ会場である学校体育館で行われた「餃子で作った最大の言葉」のギネス世界記録にチャレンジした際の映像が放映された。
また、各届卒業生の在校時の思い出の写真が投影され、張校長が当時のエピソードを交えて紹介し、参加者たちは懐かしい日々を振り返った。
その後、卒業年度に合わせ三年前に古稀を迎えた15届の卒業生から、順に卒業年度毎に舞台へ上り、横浜華僑総会はそれぞれの方にお祝いの「紅包」を贈った。
続いて、横浜中華学校校友会国術団による二頭の獅子舞と舞踊組による蒙古舞などの中国舞踊が披露された。
また、中国雑技KAMIWAZAの張海輪氏が京劇作品の中で妖怪の七変化に用いられたことから人気となった変臉を披露した。その技術は、代々門外不出の技として師匠から弟子へ受け継がれ、張氏の変臉は、伝統芸に独自の演出を加えたエンターテイメント性あふれるのもので、目の前で繰り広げられる妙技は観客を存分に楽しませた。
そして、張海輪氏が繰り出す雑技の真骨頂とされる椅子倒立芸は、テーブルの四隅に置かれた4本のガラス瓶の上に次々に椅子を積み重ねていき、そのてっぺんで倒立するなど、ダイナミックでスリリングな手に汗握る妙技は、タネも仕掛けもない命をかけた究極のバランス芸と言えるもので、場内からは惜しみない大きな拍手が贈られ、来場者は普段あまり見ることのない中国雑技を間近で存分に堪能した。
午後8時過ぎ、本会の朱銘江副会長が主催者を代表して閉会のあいさつをし、改めて古稀と成人を迎えられた方々に祝意を表し、来場して頂いたことに感謝の意を伝え、「2023新春聯歓会」はお開きとなった。
帰り際、参加者にはこの日のために用意された特注のお弁当が配られ、三々五々学校を後にし、それぞれ家路についた。
横浜福建同郷会(別宮浩孝会長)は1月28日(土)にメルパルク横浜で三年ぶりとなる「新春会員大会」を開催した。
当日は京浜地区の僑団代表が来賓として招かれ、同会会員らと懇親を深めた。横浜華僑総会からは謝成發会長が本会を代表して出席し、来賓を代表して祝辞を述べた。
また、横浜福建同郷会より、長年にわたり華僑華人子弟の教育事業に尽力している横浜山手中華学校と橫濱中華學院にそれぞれ金一封が贈られた。
三年ぶりに大勢が集まる会が開催されたことに、参加者は久しぶりに会う友人らと語らい、和やかに新年のひと時を過ごした。
宴席の中盤では二頭と獅子が繰り出し会員大会に花を添えた。
2月6日(月)、廣東要明鶴同郷会(陸佐光会長)は、横浜中華街ローズホテル横浜にて「成立七十周年慶祝大会」を開催した。
京浜地区の僑団や地元山下町町内会の代表など、多くの名士が来賓として招かれ、同会会員と家族など総勢306名が一堂に会し、成立70周年を盛大に祝った。横浜華僑総会から謝成發会長が本会を代表して出席し、祝意を表した。
慶祝大会は同会役員の黄巧玲理事と謝麗泉理事が日本語と広東語で司会進行役を務めた。
冒頭、場内に設置された大型スクリーンには、郷里である広東省仏山市高明区政府から記念の獅子の置物が贈られ、寄せられたビデオメッセージが放映され、参加者の注目を集めた。
続いて同会の林偉珊副会長が陸佐光会長に代わり、同郷会成立70周年に寄せた陸会長のメッセージを読みあげた。
また、来賓を代表して横浜華僑総会謝成發会長と(一社)廣東同郷会陸煥鑫会長がそれぞれ登壇し祝辞を述べ、成立70周年を祝った。
そして、廣東要明鶴同郷会は長年にわたり華僑華人子弟の教育事業に尽力している横浜山手中華学校と橫濱中華學院にそれぞれ金一封が贈られた。
続いて、橫濱華僑總會の張儀会長が乾杯の音頭を取り祝宴が始まった。
三年ぶりに大勢が集まる会が開催されたことに、参会者は多いに喜び、グラスを傾け、心づくしの宴会メニューを存分に堪能した。
日中友好神奈川県婦人連絡会は、1月29日(土)中華街菜香新館にて「2023年新年のつどい」を開催した。
当日は県下の日中友好団体の代表が来賓として招かれ、同連絡会のメンバーらと懇親を深め新年の到来を祝った。
横浜華僑総会からは楊文惠副会長と事務局の李悦主任が本会を代表し出席したほか、横浜華僑婦女会から黄巧玲副会長が同会を代表して出席した。
また、来賓を代表して本会の楊文惠副会長が祝辞を述べた。
2月13日(月)、(一社)神奈川県日本中国友好協会は中区桜木町の県民共済ビル6階のメルヴェーユ「ヴァランセ」にて「2023年新春交歓のつどい」を開催し、横浜華僑総会から陳宜華副会長が本会を代表して出席した。この日の「つどい」は第一部と第二部に分かれ、午後3時からの第一部では神奈川大学の小熊 誠学長が「中国民俗調査と私」と題して講演した。
第二部の祝宴は午後4時30分から始まり、主催者を代表して(一社)神奈川県日本中国友好協会の並木裕之会長があいさつした。続いて神奈川県黒岩祐治知事、神奈川県議会敷田博昭議長、中国駐日大使館聶佳参事官、(公社)日本中国友好協会永田哲二常務理事、神奈川県議会日中友好議員連盟森正明会長らが相次いで登壇し、祝辞を述べた。
また、本会陳宜華副会長は謝会長に代わりお祝いの言葉をのべ、併せて乾杯の音頭を取り、祝宴は始まった。
午後6時、(一社)神奈川県日本中国友好協会上島保則副会長が中締めの挨拶をし、なごやかな雰囲気のなか「2023年新春交歓のつどい」はお開きとなった。
2023年春節期間の1月29日(日)午後1~3時、横浜山手中華学校音楽教室で横浜中山郷友会の設立10周年記念行事として「中国楽器演奏鑑賞会」を開催した。(非会員も参加)
この鑑賞会は中国伝統楽器演奏の古典名曲をCD盤の再生と現代ヒット曲をYouTubeの音楽動画を組み合わせ、経験豊かな羅順英音楽届教諭の選曲と解説で行われ、音楽致室の音響効果と映像設備をフルに発揮した鑑賞会に参加者はみな感激。改めて中国伝統楽器の音色、奥深さと楽団演奏の面白さが見直された。
第2回の開催は中秋節頃を予定している。
在中国兔年春节期间有幸运受邀在日本横滨参加了一次中山乡友会组织的新春音乐欣赏会。
这是一次高雅的音乐享受会,是一次中华文化传统艺术的宣介会。视频音乐欣赏会上有专业的罗老师经过多方搜集了资料,对作品的创作人 和作品本身相关的背景、知识做了比较细致的讲解和介绍。使我们不仅获 得了丰富的艺术享受。还获得了许多理论知识,加深了对乐曲的理解。也提高了对音乐的鉴赏水平和听音乐的兴趣。给我们带来了许多快乐,使我们从心理上都变得年轻了。
这次选曲的这些曲目,都是我国内最优秀的曲目,也是我们比较熟悉和喜欢的。如听"春节序曲"会感觉到节日的热闹欢快,无不兴奋。“龙腾虎跃"激打的群,令人振奋感动,心潮澎湃,“二泉映月“如泣如诉,令人伤感,悲凉。“昭君出塞"美女为国远嫁,让人感动,同情,伤心。“万疆“令人心情复杂,充满遐想,心情博大,深沉又・・・・・・
以后还能给我们介绍更多好听的乐曲和歌曲以及世界名曲。
经常听音乐会给老年人带来快乐,放松心情,延缓衰老,增进健康。老朋友不定期相聚,彼此交流也增进友谊。希望这样的活动以后还有机会参加。
衷心感谢中山乡友会!
衷心感谢罗老师
婦女会の会員たちは合唱が大好き。いつも声を合わせて歌っていました。
今号はその舞台の幾つかを紹介します。
写真1は1953年、建国四周年を祝う東京華僑総会が行った国慶節祝賀行事に出演し歌声を披露した時の1枚。お得意の「南泥湾」「淮河両岸鮮花開」など新中国の歌をうたったと思われるが残念ながら記録はない。衣装はそろいのブルーの旗袍、当時はみなさん手縫い。楽譜と真剣に向き合っているのは広東語しか知らない会員たちにとって北京語の歌は新たな学びでありました。
写真2は1975年に行われた横浜華僑総会主催の新春聯歓会で余興として合唱を披露した様子。元気な婦女会のコーラスは、いつでもどこでも心を一つにして歌うことができ、僑胞のみなさんに愛されました。
写真3は成立29周年国慶節、山下町公園で行われた野外舞台での出演の様子。中国は文革が終わり、改革開放に向かって驀進、「大海啊故郷」がさかんに歌われていました。
80年以後婦女会の合唱活動は2代目に引き継がれ、横浜は黄河女声合唱団・茉莉花女声合唱団・華音混声合唱団と合唱活動はさかん。 コロナ後に向けてそれぞれ活動を開始している。
2月3日(金)、学校法人横浜山手中華学園(曽德深理事長)は、新老僑団と中国系企業の責任者らを招き、51回目の「僑団教育懇親会」を開いた。
昨年12月2日には、日本の教育関係者を集めて「教育懇親会」を開いているが、コロナ禍を経て、今年度よりターゲットを絞り分割しての開催となった。
それに先立ち、同日午後4時、駐日大使館、僑団や企業家、中国系マスコミの代表ら30数名が学校に参集し、校舎3階の会議室にて張岩松校長より125年に及ぶ学校の歴史、華僑精神と教育の理念についての説明を受けたほか、日本の華文教育が抱える課題についての情報を共有した。
その後一行は校舎を見学し、体育館を皮切りに、中国文化教室、校史展示室、音楽室などの施設を見て回り、山手中華学校に対する理解を深めた。
学校見学を終えた一行は、中華街大珍楼に移動し18時からの「教育懇親会」に臨んだ。
この日の教育懇親会には中国駐日大使館領事部の王宝鋒一等書記官兼領事、龐引二等書記官兼領事、日本華僑華人聯合総会会長代行・東京華僑総会陳隆進会長、全日本華僑華人社団聯合会何徳倫執行会長らが、それぞれの団体を代表しあいさつをしたほか、中国系企業の中国国際航空東京支社馮力支社長、BYDオートジャパン李充取締役、源清田商事株式会社王秀德社長、日本華文教育協会顔安会長もそれぞれ発言し、山手中華学校にエールを贈った。また、在日の中国系マスコミ、各地の同郷会など新老の多くの僑団の代表がこの日の懇親会に出席した。
懇親会の終盤、横浜山手中華学校の黄偉初元校長(4代目)、潘民生前校長(第5代目)、張岩松現校長が登壇し、中華学校が天災・戦火・人禍を乗り越えて120余年にわたり脈々と歴史を受け次いでいることが紹介された。
また、お開きにあたってこの日の懇親会に参加した老師たちが勢ぞろいし、これからも日本の華文教育をリードしていくという意気込みと決意を新たにした。
2月7日から27日にかけて、刘晓晶老師の指導のもと、本校の生徒が旧正月を祝う様々な作品を制作し、中華街九龍壁のウィンドウに展示した。 展示された作品は、小2の生徒が作った葉っぱのパズル、小3の生徒の水墨画、小4の生徒のウサギ年の切り絵、中1の生徒の新年の切り絵などです。色とりどりの作品が並びました。低学年の作品は子供らしい楽しさにあふれ、高学年の作品は新年への祈りと祝福に満ちた。
また、本校の中1の生徒だけでなく、明治学院大学の先生と生徒もウィンドウディスプレイに参加してくれ、教務主任の羅順英老師から温かく迎えられ、中華学校の教育の特徴について説明を受けた。
展示期間中、本校生徒の美しい作品は、多くの観光客や通行人の足を止めさせ、鑑賞したり写真を撮ったりするだけでなく、春節の中国街に華を添え、強いお祝いの雰囲気を醸し出した。
(山手中華学校)
新型コロナのオミクロン株が猛威をふるい、感染が拡大していた中国ですが、いまでは既に人口の大半が感染して集団免疫を獲得していると言われています。
多くの中国の人々はこの厳しい現状を達観し、もはや感染してしまうことは避けられないことなのだと受け止め、目の前の現実を直視し逞しく生きていく道を歩んでいるようにさえ見えます。
さて、そんな中国各地で人々の間で頻繁に交わされている挨拶は「阳了吗?(=感染しましたか?)」。多くの都市で、大半の市民が感染したといわれるなか、「感染しましたか?」は、中国人がよく使う挨拶ことばの「吃饭了吗?(=ご飯食べましたか?)」や、半年くらい前によくいわれた「做核酸了吗?(=PCR検査受けましたか?)」と同じくらい、どこでも普通に使う言葉になったようです。
「阳了(=感染して陽性になった)の「阳」は「羊」と同音であることから、中国人同士が交わすSNSではよく羊の絵やイラストが使われ、「羊了」の他にも同音の「杨了」という表記も見かけます。
余談になりますが、今年の干支は兎で、春節の前後には、兔飞猛进(突飞猛进)、大展宏兔(大展宏图)、扬眉兔气(扬眉吐气)、奋发兔强(奋发图强)、钱兔似錦(前途似锦)など、おめでたい四字熟語をもじって「兎」の字を当て込んだしゃれことばが巷に溢れ、中には「Happy New Year 兔 you!」と言うものまで現れました。
「阳过(=感染しました)や、今回取り上げた「阳康(=感染して回復しました))も様々なSNSをはじめいろいろな媒体でよく使われ、新型コロナの療養を終えた人達は、「阳康」の語を使って元気になったことをSNSでアピールしています。
新型コロナウイルス対策が大幅に緩和され、一時期感染拡大で都会の街角から人影が消え、街は閑散としていましたが、いまでは外食をする人やショッピングを楽しむ人がぐっと増えいつもの賑わいを取り戻しているように見られますです。
街なかには「阳康」とプリントされたトレーナーを着ている人もいたとか。